こんにちわ、鴻ノみやです。
アマゾンプライムにて「君の膵臓を食べたい」が配信されていたので見ました。
そんなにがっつりと感想を書くわけではないですが、せっかく見たので記事にしようと思います。
ブログは、私の記録の役割もありますからね(笑)
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あらすじ
物語は、主人公が高校で教師をしているところからはじまります。
老朽化による図書館の取り壊しで、本の整理を行う主人公。
そこで図書委員である生徒と話すうちに、主人公は高校時代、とある同級生と過ごした日々を思い返す。
クラスメイトである山内桜良は、膵臓の病を患っていた。
病院で彼女の闘病日記「共病文庫」を見つけ、読んでしまったことから、主人公は桜良と共に過ごすようになります。
病気にも関わらず明るく、前向きな彼女に振り回されながらも、主人公は大切な事に気づいていく。
高校生時代と現在を行き来する物語
お話は、高校時代の彼女の思い出の回想シーンと現在教師をする主人公のシーンとを、何度も行き来します。
だからと言って、決して話がごちゃつくことはありません。
高校時代の回想シーンが終わり、現在へと切り替わったところで、その時どう思っていたかを主人公が語ってくれる。
過去の彼女を通して、今主人公がどう変わっているのか、どういう心情を持っているのか。
彼女の事を未だ尾を引いて、きちんと前に進めていない心情が、生徒との会話で少しずつ変化していく。
主人公だけではなく、回想シーン後に桜良の親友の現在も垣間見ることができます。
そして当然、彼女の現在の心情も見えてくる。
いや、これはすごくいい構成なんじゃないかな?って思いましたね。
明日何が起こるか。それは誰にも分らない。
当然、病気である桜良には余命があります。物語の中で彼女は「あと一年持つかどうか」と語っていました。
こういうお話って、亡くなるまでを描くセオリーで、当然桜良が亡くなるまでも描かれている。(これはネタバレじゃない)
ただ、桜良の最期が本当に予期できないもので、最初は「え?」となってしまった。
でも、この物語が描きたいのは、病によって亡くなりました。という話ではない。
人はいつ、どんな形で死ぬかわからない。
明日、何が起こるのかなんて、誰にも予想できない。
だからこそ、今日を強く、そして一生懸命に生きなければならない。
この物語は、そういうことを伝えたいんだと思いましたね。
時として、人生は予想外の展開が起こるわけですから。
私も主人公と桜良を通して、大切なことを教えてもらった気がします。
おわりに
物語から教わる事って、かなり多い気がする。
最近、あんまり本を読んだり、映画を見たりって事をしていなかったけれど、改めて物語っていいなって思いました。
物語からポジティブな部分を吸収して、それを何かに生かせるようになればいいな。
たまにネガティブな部分に引っ張られてしまう事もあるけど(笑)
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