金欠主婦のオタク聖活

専業主婦の鴻ノみやが、少ないお小遣いで目一杯楽しめる趣味を探しているなんでもない日常

Collar×Malice(カラーマリス)を全ルート完走!

こんにちわ、鴻ノみやです。
誕生日プレゼントしてもらった乙女ゲーム「Collar×Malice」をプレイし終えたので、感想をつらつらと書いていきたいと思います。

人気なのも頷ける。

【スポンサーリンク】




発売したのは2016年8月18日。二年前ですね。
久しぶりに乙女ゲームをプレイしたくて、色々探していたんですが。イラストの雰囲気とシリアスめのストーリーが好みだったので、プレイしようと決めました。
プレイし終えて、よいゲームに出逢えたと思えるくらいには、本当に良いゲームだったと思います。

以下ネタバレを含む可能性があります。ご注意ください。


あらすじ
舞台は、隔離された新宿。ぶ 連続狂気事件ーー通称【X-day事件】発生のため、危険な街となってしまった新宿。
地域の安全のため日夜、警察官として働く主人公はある夜、何者かに襲われ、毒が仕込まれた首輪を付けられてしまう。

首輪を解除する鍵は、【X-day事件】。
独自に【X-day事件】を捜査する元警察官だという男たちと共に。
主人公は、事件の謎へと迫っていく。

自分の信念を曲げない主人公

気の強い女の子が割と好きな私ですが(ただし二次元に限る)。
カラマリの主人公ーー星野市香ちゃんは直球ストライクで大好きになれました。
私がプレイしている乙女ゲームを好きになれるか否かって、まずは主人公ちゃんを好きになれるかどうか、から始まるんですよね。
その点、カラマリはその心配が一切なかったです。

一見すれば大人しくおしとやかそうに見える彼女。
けれど、気が強く、自分を曲げない芯が通っている。更には他人への気遣いも忘れる事のない優しい女の子。
完璧超人かよ、と。きっと私が男なら惚れてました。

彼女が所属するのは、特殊地域防犯対策課ーー通称「特防」と呼ばれる、所謂窓際部署。
主な仕事は、地域住民の苦情処理。けれど、苦情を単なる苦情とは思わないのが彼女。
新宿が閉鎖され、地域の人たちはきっと恐怖に怯えているに違いない。
そう感じている彼女は、住民たちの心に寄り添いたいと、そういう人たちの話に熱心に耳を傾けているんですよね。
毒の首輪を付けられ、自分が死に近い場所にいても、考えるのは自分の保身よりも地域の安全。
何れ、安全に暮らせていた且つての新宿に戻す事を夢見て、【X-day事件】に立ち向かっていく姿は、すごくかっこよかった。

一番好きなスチルがあってですね。
それがとあるルートで、市香ちゃんが攻略対象のネクタイひっつかんで物凄い形相で説教するシーンなんですよ。
めちゃくちゃ怒ってる。未だかつて、こんな表情する乙女ゲーム主人公、見た事あっただろうかってくらいの顔してました。
いやまあ、私がプレイしている乙女ゲームの数はたかが知れているので、そういう表情する主人公ちゃんが他にもいるのかもしれないですけどね。
乙女ゲームによくいる、へこへこしていると言いますか、とにかく女の子っぽい女の子という感じではなく。
若干男勝りな所のある、よい主人公ちゃんでした。


それぞれの内に秘めたものに触れていくシナリオ

単純に考えれば、この”それぞれ”は攻略対象キャラというイメージが強いですよね。
ただ、今回の主役は主人公・攻略対象だけではなく、事件に関わってくるサブキャラクターたちも色んなものを内に秘めています。
何を想い、その事件に関わっていたのか。そして、今何を想っているのか。
それぞれにきちんと、それぞれの想いがあり、そこを納得のいく形で語ってくれる。
主人公や攻略対象だけではなく、サブキャラクターたちに対しても強い愛着の湧くシナリオだったと思います。

特に、間接的であれ、直接的であれ、自分も直面した事があるような”想い”が描かれていて、正直プレイしていて心苦しい場面もありました。
そんな問題を、簡単に描かないでほしい。という気持ちも正直な所ありました。
実際には、全然簡単じゃないんですけどね。きちんとその問題に対しての意図や経緯も描かれていて、納得できる形で消化はできました。
ただやっぱり、実際に自分が直面した問題がゲームとは言えそこにあると、色々思うところもありまして。
初めて、乙女ゲームをプレイして号泣する。という体験をしました。
そういうのもあって、かなり感情移入してしまったんですよね。

乙女ゲームをプレイする人って、ざっくりではありますが二種類に分かれると思うんです。
一つは、自己投影型。主人公は自分であると考えて、攻略対象との恋愛を楽しむプレイヤーですね。
もう一つは、三者視点型。完全に他者として、主人公と攻略対象の恋愛を見届けるプレイヤーです。

で、私は後者の方なんですよ。自分は主人公の親友か相談相手、みたいな立ち位置で、主人公に助言を与えていく…ここでいえば、選択肢ですよね。
そんな存在。みたいな感じでプレイしています。
なので、そこまで感情移入する事って少ないんですよね。主人公に対しても、攻略対象に対しても。
ただ、カラマリのシナリオは絶妙に感情移入させてくるんですよね。「ああ、自分もこんな気持ちになったことある」とか「こんな経験ある」とか
少なからず現実味のある部分があって、そこに共感して、感情移入してしまう。
で、感情移入しすぎた結果、ぼろぼろに泣いてました(笑)

しかも、一番最初に感情移入したのが、主人公でも、攻略対象でもなく、サブキャラにという変化球。
あれは本当に、駄目ですね。自分が直面した問題と同じ問題抱えていると、どうしても感情移入してしまう…。
ここまで感情移入したことがなかったのでそうさせられて悔しい気持ちがあるんですが、もうほんとあっぱれとしか言いようがないです。
シリアスが大好きな私にとって、このシナリオは本当に最高でした。
そして、ファンディスクが欲しくなる作り方はほんと、素晴らしいです……


シナリオやキャラクターだけではない魅力

そんな、感情移入させられるシナリオや個性的なキャラクターたちだけが、このゲームの魅力ではありません。
BGMがね、すごく良かった…。
乙女ゲームのBGMってそこまで聞き入った事がなかったんですよね。大抵は声優の声に耳が行ってしまうので。
カラマリのBGMは、聞き入れるオシャレで心地のよいBGMというイメージを最初に抱きました。
穏やかなシーンのBGMなんですけどね。

ただ、緊迫したシーンになるとBGMのおかげで、すごくドキドキするんですよ。
そこに演出も相まって、プレイしている私まで緊張してしまう
感情移入してしまったのは、このBGMと演出の良さもあったのかもしれません。

逆に穏やかな時間を過ごしている時、攻略対象との甘いひとときを過ごしている時のBGMは本当にシーンにぴったりで。
いつまでもこの時間に浸っていたい。そう思わせてくれるようなBGMでしたね。
これも初めてなんですけど、サントラがすごく欲しくなった作品でした。
おまけでサウンド機能があるので、時折それを聞きながら作業したりしています。それくらい、BGMを好きになれましたね。
同時に、改めてBGMって本当に大事なんだな、と思いました。


総合評価 ★★★★☆

本当に、いろんな部分が良いと思える作品でした。
久しぶりに乙女ゲームプレイするにあたって、ストーリーに惹かれたものをと思い、声優を気にせず購入したんです。
大体、ノベルゲームの購入は好きな声優をまず一番に考えるんですが、そこは全然考えずに購入してみたんですよね。
ノベルゲームの魅力は声優だけではないんだと、改めて感じる事ができました。

不満があるとすれば、ちょっと寄り道したり、逆に近道したりすると。
攻略対象と全く関係のないところで主人公ちゃんが、どんどん死んでいく点でしょうか…。
初めて乙女ゲームで死にゲーに当たったんで、気にはなったんですが、まあそこまで大きく気になる点ではなかったですかね?
段々、回避できるようにはなりましたし。
ただまあ、そこで死ぬのは本当に必要なのか?と思う箇所は、いくつかありました…。

とは言え、キャラクター、シナリオ、音楽、演出共にすごく魅力的な作品でしたので、オススメしていきたいと思います。
私が一番好きなのは、白石景之ルートでした。ぼろ泣きしました。
白石さん自身も勿論好きなんですけど、シナリオが特によかったな、と。
攻略対象の中で好きなのは榎本峰雄なんですけどね(笑)
まあでも、一番好きなキャラクターは、星野香月…主人公の弟ですけれど。
全然攻略対象ではないんですけど、主人公ちゃんと関わっていく中で、好きになっていきましたね。

サブキャラクターにも本当に魅力を感じる作品でしたね。
ファンディスク…、欲しいな…。

にほんブログ村 主婦日記ブログ オタク主婦へ
オタク主婦ランキング

【スポンサーリンク】